仕事

Webデザイナー1年目の転職活動でやったことすべて

2019年、事務職から業種未経験でWebデザイナーとして転職を叶えた後、1年経ったタイミングで再度転職活動を行いました。
そして転職活動を始めてから1ヶ月で晴れて縁のあった会社に入社が決まり、2021年1月よりインハウスデザイナーとして勤めています。
今日はWebデザイナー1年目の転職活動として私が行ったことすべてをまとめたいと思います。

そもそもなぜ転職を決めたのか?


なぜ入って1年で転職しようと思ったのか?理由が気になる方がたくさんいらっしゃるかと思うので説明しておきます。

理由はいくつかありますが、1番の大きな理由は1つのサービスや商品などに対してより長い時間をかけて関わりたいと思うようになったからです。


前の会社はシステム開発と並行していた受託制作の割合が多く、また常に新しい案件が降りてくるので毎回デザインを作って終わりになりがちでした。
案件の数をこなしていくうちに、「自分が共感したり愛着を持った商品やサービスを、長い時間をかけて育てていけるような仕事をしたい」と次第に強く思うようになりました。


また、デザインやコーディングの枠を超えていろんな仕事をしたいとも思ったこと、EC運営などを通してマーケティングを実務で学びたいと思ったことも理由です。

転職活動の流れ

それではここから私が行った転職活動の流れとやったことをまとめていこうと思います。

1. ざっくり求人検索

まず私が最初にやったことは求人検索でどのような求人が出ているかを把握することです。

最初に求人検索をするのには2つの理由があります。

  1. 自分の興味のある業種・職種や、自分が無意識に大事にしている条件を探ること
  2. 行きたい業種、職種に必要なスキルなどを確認すること

まずはここいいかも、とピンとくるところを転職サイトの保存機能や自分でエクセルにまとめるなどしてどんどん集めていきます。


すると、自分がどのような所に重点をおいて仕事を探しているかがだんだん浮き彫りになってきます。自分が意識していなかったことが見つかるかもしれません。

そのほかにも今行きたいなと思う会社がどれぐらいあるかを知るのも大切です。
これをつかむことによってざっくりとしたスケジュール感がつかめます。
この時行きたいところが極端に少ない場合は転職時期を変更する、業界・職種を変更するか、少ない求人の中で勝ち取れるよう戦略を練る必要があります。

この時、もしここだ!というところが見つかれば今すぐポートフォリオを作って応募しましょう。
よい求人は応募者も多数ですぐに決まってしまうことが多いです。

2. なにはともあれ自己分析


ざっくり求人検索で行きたい業種などをつかんだ後におこなったのが自己分析。
書類やポートフォリオを作る前にまず時間をかけたいのがこの自己分析です。

たまに「すぐに転職活動を始めたいから」といって自己分析をおろそかにする人がいます。
これ、なんにもいいことがありません。
自己分析は何時間も使ってしっかりしておくべきです。

自己分析をする目的は以下の2つ。

  1. 職務経歴書、自己PRのネタ探し
  2. 自分の軸探し


軸、というと曖昧な表現になりますが、「自分が転職する動機」や「次の会社にどういうことを求めているか」ということです。面接ではこれが転職理由にもなるでしょう。

例えば私の場合はというと、自己分析を通じて見えた下記の2つを軸にしました。

「女性(特に産後の女性)を元気にできるような仕事がしたい」
「自分が愛着を持てるような商品やサービス、メディアなどを育てる仕事がしたい」


この軸は「産後キャリアに悩む女性を1人でも多く元気にしたい」という私の将来の目標につながっています。

今回の転職活動ではこの2つの軸を元に女性を特に応援している企業や、女性に関する商品やサービスを扱っている企業、女性向けのメディア運営をしている企業の求人を中心に探しました。

軸を見つけることで矛盾をなくします。矛盾をなくすと話に一貫性が出て説得力が増し、書類通過しやすくなったり、面接に強くなります。
これまでの経歴〜転職理由〜志望動機〜将来の目標まで1本のストーリーになっていることが理想です。

また、軸を作っておくと入社してからのギャップも少なくなるため、入社してすぐ離職する可能性を限りなく減らすことができます。

私は自己分析にこちらの本を使用しました。


この本のワークをこなせば自己分析が終了します。
ワークを通して軸を見つけましょう。
全てやるまで少し時間はかかりますが、めちゃめちゃおすすめなのでぜひやってみてほしいです。
(ちなみに今Kindle Unlimitedでも読めるので入ってる方は無料で読めます!)

3. ポートフォリオがないと始まらない

自己分析の次はポートフォリオの作成に入っていきました。
Webデザイナーはポートフォリオがないと書類通過すらせず、お話になりません!仕事で担当した実績で見せられるものがあればまた別ですが、実務1年では実績の数も少なく、公開できる実績がないことも。
見せられる仕事の実績が少ない場合は自主制作物を増やし、しっかりとポートフォリオを作り込みましょう。

私の場合はポートフォリオ用にドメイン取得とサーバーを契約し、自分でデザイン、コーディングを行って公開しました。
(一部公開できないものも含まれていたので今回はシークレット公開をしました。)

足りない実績についてはオンラインサロンで出されるトレーニング課題に積極的に参加し、フィードバックをもらったところを修正した上で制作物として出しました。

私が入っているオンラインサロンはこちらです。

自分でサイトを作るか、ポートフォリオサービスを使うかはコーディングができるかどうかで考えるといいと思います。
実績やできることとしてコーディングを書こうと思っている場合はポートフォリオサイトも自分でコーディングするべきだと思います。
デザインのみで勝負する!と言う場合はポートフォリオサービスを上手く使いましょう。自分でWordpressなどを使用して作成する方法もあります。

Webか紙か?


Webか紙のポートフォリオ、どちらを用意すればよいか迷う人もいるかと思います。
結論としてはWebデザイナーになるなら必ずWebのポートフォリオは必要で、紙のポートフォリオは状況に応じて必要な場合、もしくは余裕があれば用意すればよいと思います。


ちなみに私はWebと紙、両方を用意しました。

理由としては時間的なこともあり(退職して3ヶ月以内に次を見つけないと保育園退園になる)早く選考に入るため、Webのポートフォリオをできるだけ早く完成させたかったからです。

順番としては、まずはWebのポートフォリオを作り、それを持って書類選考にのぞみます。Webのポートフォリオはできるだけ時間がかからないようにシンプルな構成で最低限の実績のみ載せるようにしました。(構成はシンプルですが、デザインに至るまでの自分の考えがしっかり見えるように文章など中身は作り込みます。)


その後選考の結果が出るまでの間に紙のポートフォリオを作ります。紙のポートフォリオにはWebには載せられなかった自分の詳しいプロフィールやイラストなどさらにアピールしたい情報を載せました。

紙のポートフォリオは対面での面接の時に威力を発揮しました。しかし、結局内定が決まったのはWeb面接でWebのポートフォリオしか提出していなかった会社でした。

4. 条件整理

自己分析、ポートフォリオ作成が終わり、これからいよいよ本格的に転職活動を始めていきます。

そんな時に転職サイトに登録する前に私がやったこと、それは
「自分が転職先に求める条件の優先順位を整理しておくこと」
です。


これから活動を始めると、様々な企業と向き合うことになります。
そして素敵な企業が複数出てくることもあるでしょう。
しかし、最終的に行けるのはたった1つの企業です。
良い企業との縁をつかむには、しっかり自分がどういう企業に入りたいかをはっきりさせておくことが何より重要です。


内定を複数頂いた際、最終的にどこの企業に行くのかを決定するには、この時に決めた優先順位が必ず役に立ちます。
この時点でしっかり考えておきます。(転職活動をしていくうちにこの順位が変化しても良いです。)
最低でもこの辺りは考えておくとよいと思います。

  1. 職種(仕事内容)
  2. 業種
  3. ポジション
  4. 会社の理念
  5. 給与(希望額・最低額どちらも考えておく)
  6. 通勤時間(勤務場所)
    駅まで何分か、どのような交通手段を使うのか
    乗り換えは必要か
    遠い場合は交通費もチェックが必要(月○万まで支給などのところがあります)
  7. 残業は何時までできるか
  8. 土日は休みがいいか(完全週休二日制がよいか)
  9. 朝の業務開始時間(子供の送りとの兼ね合い)

5. 履歴書・経歴書・自己PRを書く

条件整理までできたら書類の準備をしていきます。
転職サイトに登録すると、登録時に基本情報から経歴、志望動機、自己PRを入力するのですが、自動的に入力した情報から履歴書を作ってくれてダウンロードできるのでとても便利です。
私はいつも転職サイトから作った履歴書を利用しています。(ちなみにいつもマイナビ転職さんのサイトから作ったものを利用していました。)

転職サイトを使用しない!という場合や転職サイトを経由せずに履歴書を作成したいという場合もあるでしょう。
そんな時もネットで履歴書を作成できるサービスがあります。

私はこちらの履歴書作成サービスも使用していました。
ブラウザで作れる履歴書サービス yagish

いきなり登録を始めると書くことがまとまらなくなってしまうので、まずはどういうことを書いていくか、頭を整理することから始めます。
これまでに行った自己分析のワークの内容を大いに活用しましょう。

書類を作る上でポイントとなることがいくつかあります。

  1. 最初に完璧なものを作ろうと思わないこと。

    まずは作ってみてから自分で時間を置いてから読んだり、他の人に読んでもらって意見を聞いたりしてその度に書き直してどんどんブラッシュアップしましょう。
  2. 書類は履歴書(志望動機欄)、職務経歴書、自己PRの3つをトータルで見て1つの軸(ストーリー)が感じられるものにすること
  3. 自分が受けたい会社にどう見られたいか、会社は何を求めているかしっかり意識した上で作ること
  4. できた書類は必ず自分以外の人に読んでもらうこと

ちなみに、たまに経歴書や自己PRもデザインした!という方もいらっしゃいますが、私は必ずしも必要ではないかなと思っています。
(余力がある場合はもちろん挑戦するといいと思います)
ただ、装飾は必要ありませんが、読みやすいレイアウトや情報の整理をすることはデザイナーとして必要な力だと思うので、それが感じられるような作り方をする必要があると思っています。

自己PRの方法

未経験もしくは実務経験が浅い場合、職務経歴だけではアピールしきれないところがあります。
こんな時勝負できるのはポートフォリオと自己PR。ポートフォリオをしっかり作り込むのも大事ですが、私は自己PR欄を充実したものにするために転職活動前から色々と計画を立てていました。


実務経験が浅い人材を採用したいと思ってもらうには、「この人は入社してからも自分で成長して伸びていく人材だ」と感じさせることが重要です。
いわゆる「ポテンシャル採用」です。
そしてそのためには、選考が始まるまでに

  1. 成長のための行動をすでに起こしていること
  2. それが見える状態になっていること

が必要です。

私は自分の継続力と実行力が1番アピールポイントだと思い、以下のようなことを転職活動前から行っていました。

  • イラストを上達させるために毎日平日45分でイラスト練習を1年続けている
    →継続力をアピール。次第に実案件でもイラストを採用してもらえるようになったとアピールしました。(もちろんポートフォリオにも載せました)
  • 1年間の実務内容と行ってきた勉強内容をブログにまとめた
    →実行力をアピール。自己PR欄に記事のURLを載せました。
    実際の記事はこちらです(Webデザイナー1年目の仕事&勉強内容を振り返ってみた
  • ズボラPhotoshopという書籍で紹介されている作例53個を1日1個ずつすべて作成した
    →継続力をアピール。自己PR欄には記載しませんでしたが、Twitterに作例を毎日アップしてTwitterを見れば継続している様子がよくわかるようにしました。

継続力は長く続けていないとあまりアピールにはなりません。転職活動をすると決めてから始めても遅いので、日頃から転職をするかどうかは関係なく自分をアピールできるポイントが作れているか意識しながら過ごすことが必要なのかなと思います。(これを読んだ今から始めましょう。)


逆にいうと日頃から「これは自分のアピールにつながるな」などと考えながら色々な活動をしていると、いざ転職したいという時にアピール材料はそろっている状態になるので自己PR欄はそれをまとめるだけ。とても楽です。

もちろん私は今回継続力をアピールしましたが、他にも自分ができるアピールポイントは何だろうと考え、それを効果的に表現できる方法を見つけておくことはとっても大切だと思います。

6. 転職サイト、エージェントに登録

書類まで用意できたら、転職サイトの求人をざっと検索して、自分が希望する求人の数が多そうなエージェントに登録をしていきました。

この時、個人の基本的情報、経歴や自己PRなどの登録が必要となります。前の章でまとめたことを元に作成していきましょう。


転職サイトによってはそのまま提携しているエージェントに登録できるところもあります。(転職サイトに登録した情報をそのまま使用できるので情報登録作業を省くことができます)
エージェントは最初は数社登録を行い、面談での担当の方との相性や求人案件の量でメインのところを1社決めるとよいと思います。(個人的な感想なので自分の活動内容に合わせて調整してください!)


ちなみに私が使ったことのある転職サイト、エージェントは以下の通りです。

転職サイト

  • マイナビ転職
  • リクナビNEXT
  • Green
  • FIND JOB
  • Indeed
  • MOREWORKS
  • 広告転職.com

転職エージェント

  • doda
  • ワークポート
  • RAgent
  • トリサンクリエイター

今回は転職エージェントはdodaをメインに、転職サイトはマイナビ転職とリクナビNEXTをメインに使いつつ、FIND JOBとIndeedをサブとして使用していました。

エージェントは登録した方がいい?

エージェントサービスを使用するかどうかは個人の状況によるかなと思います。
私のおすすめはエージェントは登録して、通常応募と平行して使用することです。

エージェントのメリットは以下の5つがポイントかなと思います。

  • 履歴書や職務経歴書などの内容を添削してくれる
  • 面接の練習をしてもらえる
  • 比較的大手の企業の求人がある
  • エージェントでしか扱っていない求人がある
  • 年収などさまざまな交渉をエージェントに任せられる

デメリットとしてはただ1つ。(とても大きな1つですが)

  • エージェントを介すると選考通過のハードルがあがる場合がある

エージェントを介した求人の場合、求人成約時に企業側に手数料がかかります。
そのため直接応募と比べると+手数料分の価値があると思ってもらわないといけません。
そのため未経験でエージェント経由だと通過しにくいのが現状です。

しかし、書類を見てもらえたり、面接の練習やアドバイスがもらえるのもエージェントの利点です。
登録をして、このようなサービスを受けつつエージェントにしか取り扱っていない求人を紹介してもらったりして転職サイトや直接応募も平行していくのがよいと思います。

私は未経験だった前回と実務1年の経験がついた今回、どちらもエージェントを利用していましたが、やはり経験がつくと書類選考に通過する確率も高くなり、その後も選考もサポートしてもらうことができたので転職活動を進めやすかったです。

7. エージェントと面談

エージェントに登録するとまず担当者との面談があります。
今はWeb上での面談、もしくは電話面談で行われます。
面談内容はエージェントや担当者によっては変わるところもあるかもしれませんが、基本的には以下のことを話します。

  • 転職理由
  • 転職条件
  • 履歴書・経歴書の提出(その場で添削をしてくれる場合もあります。)
  • 求人応募先の選定(その場で探してきてくれることもあるし、面談後にまとめて送ってくれる)

ここで転職に関して不安なことがあればしっかり確認しておきましょう。
色々と相談に乗ってくれるはずです。
履歴書や経歴書も添削をしてくれます。

エージェントさんとのおつきあいについて


エージェントの方と面談すると、必ず他のエージェントなどへの登録をしているかどうか聞かれます。
また、エージェントを介さない求人応募に関しても報告するよう言われます。
これらは正直に答える様にしましょう。
きちんと報告することで、スケジュールなどを調整してくれます。
私の場合は入社の返事が同時期になるようにエージェントの方が色々と調整してくれました。

8. 一気にエントリー

エージェントに紹介してもらった求人の中で気になるものがあれば応募していきます。
この時、エージェント以外の求人も同じ時期に一気に応募をかけていくのがよいです。
これは最後に内定をもらう時期を同時期にするためです。
複数内定をもらい、比較して1番よいと思ったところに入社するのがベストです。

9. スケジュール調整しつつ面接に挑む

一気にエントリーしたら、あとは書類選考の結果を待つだけ!
書類選考通過の連絡がきたら、面接日の調整をしていきます。

移動の時間を計算して1日に何社面接を受けられるか考えたり、全ての選考が同じタイミングで選考結果が出るよう選考回数が少ない企業は候補日の中でも後ろの日程にするなど、よく考えて日程を組みましょう。(もちろんうまくいかないこともよくありますので出来る範囲で。)

そしていよいよ面接にのぞみます。
ここからめちゃめちゃ大事なところなので下のポイントを胸に刻んでください!

面接のポイント7つ

私がこれまで面接を経験してきて感じたポイントはこの7つ

1. 事前準備でほぼ決まると思ってよし。とにかく企業研究を念入りに

会社のHPは全ページ読むのは当たり前。SNSや外部からの取材記事などもあるかできる限り調べておく。
さらにデザイナーとして応募するのであればそのHPのどのクリエイティブが好きか、なども説明できるようにしておきます。
(ここはこうした方がよりよくなるのでは、という改善ポイントも探せたらベスト。たまに聞かれます。)

2. 職務経歴、転職理由は簡潔に説明できるよう練習しておく

これまで勤めた会社、仕事内容、転職理由を最初にすべてまとめて説明してくださいと言われることがあります。短くまとめられるように練習しておく。

3. 転職理由はマイナスなことは言わない

よっぽどなことがない限り、転職理由としてマイナスにとらえられるようなことはいうべきではないと思っています。

4. 転職理由は1分以内にまとめる

一度面接練習をしてもらった際にアドバイス頂いたことなのですが、いくら前向きな理由でも、説明が長くなるとネガティブに聞こえてしまうそうです。転職理由は1分以内にまとめましょう。

5. 面接経験がなければ練習しろ

面接って場数がものを言うところがあります。面接はほとんど経験がない、もしくは久しぶり、自信がないという方はエージェントや知人、家族などを頼って練習しておきましょう。
そして間違っても面接一発目が本命企業にならないようにしましょう。(意外とそうなっちゃうことあるんです…)

6. 逆質問はいくつも用意しておくこと

質問はありますか?と聞かれた際に「ありません」と言った瞬間落ちると思っておきましょう。
企業研究をしっかりしていれば自然と質問は出てくると思いますが、最低5個は用意しておいた方がいいと思います。(5個でも少ないかも)
全ての会社に共通して聞く質問などをいくつか用意しておくのもおすすめです。

7. 自分がされた質問はできる限り覚えておくといい。

面接中はすごく焦ってしまって、面接が終わったら質問内容がすっかり頭の中から抜けてしまっていることがよくあります。
少し難しいかもしれませんが、できる限り自分が受けた質問は覚えておくと次の面接の時にも参考になるのでおすすめです。
聞かれる質問というのは似たものになってきます。
私は面接の帰りにひたすら自分がされた質問と自分が答えた内容を思い返すようにしていました。
そしてWeb面接の時などは面接が終わり次第覚えている間に質問内容をメモするようにしていました。

参考までに私が面接でされた質問と、私が企業の方にした逆質問は別の記事でまとめようと思います。

10. 数社から内定、比較検討をして入社したい会社を決定する!

選考をうまく進むことができたらいよいよ内定です。
最終選考通過の連絡が来た後、内定通知書をもらいその内容を持ってその会社に入社するかどうかを決めます。
そして入社したいという会社が決まれば内定承諾となります。

内定をもらうタイミングをうまく合わせることができればいくつかの企業を比較検討することができます。
エージェントの方にお任せしていれば、このタイミングが限りなく合うように会社の方に相談してくださったり、調整をしてくれます。
難しい時もありますが、できる限り合わせたいですね。

入社するかどうかの返事はどれくらい待ってくれるのかは企業により様々です。長く待ってくれるところもありますが、大体私の経験で多かったのは1週間でした。
志望しているもう1つの会社の結果が出るのが先なのでもう少し待ってほしいということ、あると思います。
その時は会社に相談することもアリだとは思いますが、よくよく考えて相談しましょう。

私は一度内定を頂いた会社に返事をもう少し待ってほしいと連絡したところ、内定取消になった苦〜い思い出があります。(今回の転職活動中ではありませんが…)

もしいくつかの会社に内定を頂けたら、4.で整理した条件を元にどの会社に入りたいかをしっかり考えましょう。
表にして目に見える形にしながら比較検討するのもおすすめです。

入社の意思を固めたら、すぐに会社にお返事しましょう。
会社の方もあなたのお返事を心待ちにしています。
残念ながら今回縁のなかった会社にも、気持ちが決まり次第すぐに辞退の連絡をしましょう。
返事の仕方に悩むと思いますが、誠心誠意、貴重な時間を作ってもらった感謝をお伝えするといいと思います。

まとめ

今回の転職活動で感じたこと、それは

何より転職活動で大事なのは自分は「何がやりたいのか」「何ができるのか」「何を求められているのか」をしっかり意識しながら活動を行うこと

だということです。
それを意識することで書類の作り方も、ポートフォリオも見せ方も全く違うものになってきました。

この記事では私が今回の転職活動でおこなってきたことを全て時系列でまとめてみましたが、1つ1つの項目の中にもまだまだ言いたいことがあるので、書き足りないところは少しずつ別記事でまとめたいなと思っています。

「ここをもっと知りたい」というところがあればぜひ私宛に質問を投げかけてください!

次の記事ではTwitterで頂いた質問でここに載せられなかったものをQ&A集としてまとめようと思っています。そちらもお楽しみに!

この記事が少しでも多くの方の参考になりますように。

最後にこの記事が役に立ったと思った方はフォローいただけると嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。